「君と会えたから……」 喜多川泰|今日一日を大切に生きる

こんな方におすすめ

・一日を有意義に過ごすモチベーションが欲しい方

・将来の成功をつかみたい方

おすすめの理由

この本は、私に「今日一日を大切に生きる」ことの大切さを思い出させてくれました。

子供の頃から、毎日一生懸命生きるようにと言われてきたような気がします。ところが、なんとなくダラダラと過ごしてしまい、一日が終わってしまう。こんな日が多く、なかなか毎日一生懸命に生きることは難しいと感じます。

この本を読むことで、一日を有意義に過ごすための「ライフリスト」や、それによって成功をつかむ方法を学ぶことができます。

とても読みやすい本ですので、ぜひ読んでみてください!

あらすじ

主人公は、周りの多くの人から成功者と認められ、幸せな日々を送っています。

しかし、これは20年前には想像もできなかった日々です。

彼はある人物の名前を耳にしたことで、20年前の記憶、人生を変えた17歳の夏を思い出します。

主な登場人物

ヨウスケ
この物語の主人公で、ごく普通の高校生。実家の本屋で店番をしている最中、ハルカと出会う。

ハルカ
本屋で店番をしていたヨウスケと出会う。父親からの教えをヨウスケに伝えていく。

将来の夢≠職業

ある職業に就くということは、自分の夢を実現するための一つの手段を手に入れるということでしかない。

なるほどと思いました。

私は今の仕事に就くために学生時代に勉強してきましたが、仕事に就くこと自体が目的になっていたように感じます。

子供が夢を語るときには、野球選手になりたいなど職業を挙げます。また、大人もそういう夢を語るように教えます。

例えば将来の夢を、周りの人を幸せにすることです!などと言うと周りからは変わりもの扱いを受けるのではないでしょうか?

そんなことではダメですよね。仕事は夢を叶えるための手段のひとつでしかない。とても印象に残る言葉でした。

全体の感想

今回は、喜多川泰先生の「君と会えたから……」を紹介させて頂きました。他の作品と同様に、自己啓発本なのですが、物語として読むことができます。

そのため作品の中で伝えたいことがスッと入ってきます。雰囲気としては、「運転者」と似ているかもしれません。

物語の中で、ごく一般的な高校生であったヨウスケは、ハルカから人生を成功に導くための7つの講義を受けます。

ヨウスケはハルカとの出会いがきっかけとなり、周囲の人々から成功者と認められるほどの人物に成長します。

ヨウスケになったつもりで、この本を読んでみると面白いかと思います!

ぜひ読んでみてください!

ポンタロウブログの最新情報をチェック!