こんな人におすすめ
あらすじ
生命保険の営業マンである修一は、顧客の大量解約により絶体絶命のピンチに追い込まれます。
自分の運の悪さを嘆く修一。
そんな中、彼の目の前に不思議なタクシー運転手が現れます。
そのタクシー運転手の仕事は、人の運を転じることだとのこと。
当然のことながら、はじめは修一も警戒します。
しかし、この運命の出会いによって、修一の人生は大きく変化していくことになります。
主な登場人物
・岡田修一
本作品の主人公で、生命保険の営業マン。生命保険の大量解約により絶体絶命のピンチに陥る。そんな中、不思議なタクシー運転手に出会ったことで運命が大きく変わっていく。
・御任瀬卓志
人の運を転じるのが仕事だという、不思議なタクシー運転手。修一を、運命の転機となる場所に連れていき、生きる上で大事なことも伝えていく。
機嫌悪くいるなんてあり得ない話
上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできません。機嫌が悪い人は、人生を大きく変える大逆転のチャンスすら、イライラしたまま、さっさと終わればいいのに、と思ってしまうんです。
今までの私自身の記憶を思い返してみると、いつも不機嫌な顔をしている人で、「あの人っていつも運がいいんだよな…。」という人はほとんどいない気がします。
不思議なことに、そういう人はいつもニコニコと機嫌良さそうにしています。
まさに御任瀬卓志さん(タクシー運転手)の言う通りですよね。
深く納得してしまいました。
全体の感想
この本を読み始めてまだ数日ですが、私もなるべく上機嫌でいるように努めています。
すると、店員さんがいつもより笑いかけてくれたり、まわりの人が自分に優しく接してくれているように感じました。
気のせいかもしれませんが、これも上機嫌でいることの効果なのでしょうか?
また、本書には、上機嫌でいること以外にも多くのことを教えてくれます。
運を貯める・使う。プラス思考に関する正しい考え方など、おそらく今後の人生を生きるためにとても重要なことも学ぶことができました。
自己啓発系の本でしたが、単純に物語としても面白く、あっという間に読み切ることができました。
私自身も目から鱗の内容でしたし、
なんだか最近上手くいかないな…。と感じている方
自分って運が悪いんだよな…。と感じている方
には、特に読んで頂きたいなと思いました。